変わりゆく求められるもの

ここのところ、アプリのコンテンツやデザイン制作に携わる機会が増えてきました。
紙媒体からはじまり、インターネットの普及によりWEBサイトのデザイン、そして、今日では、アプリ関連のデザインという流れに移り変わってきました。

WEBデザインのときもそうでしたが、導入当初は、まったく中身がブラックボックス状態でした。WEB制作に関しては、仕事として受けることは、全く考えておりませんでしたが、お客様からのご要望により、当時は探り探りで、形にしていきました。
そんな状態でしたが、今となっては、一般的なものとなって、誰もが存在を認知しています。今も進化し続けているので、コーディング(中身の構築)に関しては現在は、専門のプロにおまかせしている状況です。

昨今のアプリに関してもプログラミングなど構造については、正直、さっぱりです。
パーツ制作やデザインは、規格と制限を理解すれば特に携わる者としては問題はないのですが、個人的には非常に流動的なものなので、作り易いです。

アプリなどで使用するデザイン部分は、表示される時間が非常に短時間で、流れるように次々と移り変わる画面内のデザインです。そう考えると固定された範囲の中で、ジッと見られる紙媒体というのは、非常に奥深いものがあるなぁと、改めて思います。

今は、美容業界などに置く新たなモバイルタイプの広告媒体のアプリに関わらせていただいてるのですが、そのアプリで流す広告を制作しています。
絵コンテからはじまり、構成、実際に素材を選び、そして形にしていきます。
一番時間がかかる作業は、この仕事に関してだけでなく、全般的にそうなのですが、クライアントである企業の商品について「知る」「理解する」という作業が何よりも時間が掛かります。

これはどんな商品なんだろう。
どんなことを売りにしているのだろう。
世間でどんな風に認知されてるのだろう。
実際に使用されている方の意見はどうなんだろう?
類似品はどんなものがあるんだろう?
この商品と類似品の使用頻度はどんな感じなんだろう?
どれだけ、需要があるのだろう?

と、商品説明だけでなく、マーケティングのようなリサーチまでしなければ、的を得た広告にできません。

幸い、現在は、インターネットという便利なものがありますので、ある程度の情報は収集できます。マーケティング会社でリサーチした内容を開示してくれるところもありますので、大変便利な時代になりました。

とにかく、この作業が一番時間を要します。
それさえ、固まればあとは、具現化する作業ですので、こちらのフィールドです。

今後、みなさんが通われる美容室にもいつかお目見えするかもしれません。
只今、制作中ですので、普及までには時間がかかるかもしれませんが、あらたな美容業界のアイテムとして一般化すると良いなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です